日本郵便が「ゆうちょ銀行」の顧客情報を本人の同意なく使用していた問題で、郵政グループは同様の問題が全国で起きていたと明らかにしました。

増田郵政社長
「お客様に不安や心配を掛け、深くおわびする」

 この問題は日本郵便の職員が顧客の同意を事前に得ることなく、ゆうちょ口座の残高などの情報をもとに顧客リストを作り、保険商品の勧誘目的で集客に利用していたことが明らかになっています。

 こうした不正は保険業法違反の疑いにあたり、日本郵政の増田社長は今年1月から販売している保険商品の営業活動の過程で起きた可能性が高く、全国に広がっていると説明しました。

 詳細は調査中としていて、早急に再発防止策をまとめて来月上旬に発表するということです。

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