政府の補助金が縮小する影響で、すべての大手電力で10月の電気代が300円から400円程度値上がりします。

大手電力各社によりますと、国の認可が必要な「規制料金」の10月使用分について、平均的な家庭は前の月と比べて、▼北海道電力が324円上がって8978円、▼東北電力が384円上がって8186円、▼東京電力が396円上がって8260円、▼中部電力が403円上がって8031円、▼北陸電力が334円上がって7172円、▼関西電力が390円上がって7014円、▼中国電力が374円上がって7845円、▼四国電力が374円上がって7945円、▼九州電力が375円上がって6931円、▼沖縄電力が367円上がって9016円となっています。

すべての大手電力で値上がりしていて、物価高騰対策として政府が実施していた補助金が縮小されることが主な要因です。

この補助金の減額の影響で、都市ガスの料金も大手4社すべてで値上がりします。

平均的な家庭では、▼東京ガスが241円上がって5674円、▼大阪ガスが243円上がって6226円、▼東邦ガスが235円上がって6502円、▼西部ガスが185円上がって6440円となります。

また、補助金は10月使用分で終了するため、11月はさらに値上がりすることが予想されます。

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