27日の日経平均株価は自民党総裁選の影響で急速に値上がりして900円以上、上昇しました。3万9000円台で取引を終えるのは7月31日以来、約2カ月ぶりです。

 自民党の総裁選で利上げに否定的な高市氏が優勢であるとの見方が広がったことなどから、日経平均株価は今月27日午後3時の取引終了前に大きく上昇しました。

 終値は26日より903円高い3万9829円で、約2カ月ぶりに3万9000円台で取引を終えました。

 しかし、その後、決選投票で石破氏が新総裁に決まると急激に円高が進行するなど、マーケットは大きく反応しました。

 週明けの日経平均について市場関係者は2000円ほど下げる可能性があるとみていて、石破新総裁の財政運営の考え方や今後の組閣で経済の重要ポストに誰が就任するかなどに注目が集まります。

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