24日、鹿児島県出水市の野田郷駅で発生した脱線事故により、不通となっていた肥薩おれんじ鉄道は、25日夜までに復旧作業や点検作業が完了し、26日の始発から運行を再開しました。


24日、出水市の野田郷駅で発生した脱線事故により、肥薩おれんじ鉄道では出水ー川内間の上下線の運行が25日まで、約1日半に渡り不通となっていました。

現場では、25日夜までに事故で損傷した線路の修復や、設備の点検作業が完了し、26日の始発から運行が再開されています。

運行再開を受け26日朝、鹿児島県薩摩川内市の川内駅では、列車から多くの乗客が降りる姿が見られ、通勤通学に使う利用者からは、安堵の声が聞かれました。

利用客
「25日は父に学校まで送ってもらった。やっぱり鉄道があるのはありがたい」
「阿久根までです。助かります。使えないと困るので」

事故原因については国の運輸安全委員会が調査に乗りだしていて、26日も関係者への聞き取りなどが行われているということです。

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