株価の上昇などで投資への関心が高まるなか、およそ7割の人が少額投資非課税制度=NISAが始まって以降に投資を始めたという結果が発表されました。

 住友生命が、投資を行っている20から60代の会社員1000人を対象に調査したところ、およそ7割(69.6%)が、NISAが始まった2014年以降に始めたと回答しました。

 そのうち20代では、最も多い26%が新NISA開始直前の2023年に投資を始めたことが分かりました。

 1カ月の投資金額は全体の平均で6万8182円と、去年より7691円増えました。

 投資が月収に占める割合は約2割(18.4%)でした。

 利用している投資は1位が「NISA」の74.7%、2位は「株式」(47.6%)、3位は「投資信託」(43.8%)でした。

 投資を始めたきっかけは、全体の約6割(56.7%)が「老後の生活資金への不安」を挙げるなど全世代で1位となり、次いで「預貯金の金利が低い」(39.3%)、「現在の生活をもっと豊かにしたい」(25.2%)でした。

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