JR貨物の車両組み立て作業データ改ざん問題で、札幌市電でも改ざんが見つかりました。運行への影響はありません。

 データの改ざんが明らかになったのは、札幌市電の車両2両です。

 JR貨物の不正問題を受け、車輪の交換作業を委託していた東京の「京王重機整備」から報告があり、発覚しました。

 不正があった1両は3月まで走っていましたが、別の故障の影響で4月以降は運行していません。

 もう1両は予備のため、納品後一度も走っていませんでした。

 札幌市は、全36両の緊急点検を実施しました。

 その結果、データの改ざんとは別に、車輪の間隔が基準値から外れている1両を見つけました。

 この車両の運行も止めています。

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