広島県内の企業の女性管理職の割合は3年連続で増加し、平均で8.4%になったことがわかりました。

帝国データバンクはことし7月、県内に本社を置く企業708社を対象に、女性の登用について調査し、282社から回答がありました。

それによりますと、県内の企業における女性の管理職の割合は平均で8.4%で、前回の調査より0.4ポイント上回り、3年連続で増加しました。

女性の管理職の割合を業界別にみると、「金融」が平均で40%となった一方、「不動産」が平均で2.5%、「建設」が平均で3.0%となるなど、業種による差が浮き彫りとなっています。

帝国データバンク広島支店は「政府が目指す女性管理職の割合30%程度の達成には多くの課題が残る。男女問わず意識改革を図り、柔軟な考え方を取り入れることが望まれる」としています。

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