沖縄フルーツランド(名護市、安里博樹社長)は22日、テーマパーク「沖縄フルーツランド」2階に、ビュッフェレストラン「安里家ダイニング&キッチン」をオープンする。同社として初のビュッフェ事業。観光客だけでなく地元客が訪れる「食の発信地」を目指す。
鉄板で焼き上げるステーキなど50品目を用意し、日替わりのメニューもある。和洋中の料理のほか、県産食材を豊富に使用し、クーブイリチーやゴーヤーチャンプルーなども提供する。
ハンズオンカンパニー(那覇市)が委託運営する。現在はランチ営業のみだが、10月をめどにディナーも始める。税込み価格は13歳以上の大人が3960円、4~12歳1400円(3歳以下無料)。県内在住の大人は「県民割」として千円を割り引く。
既存の団体用のレストランフロアをリニューアルした。会場は100人収容可能。ビュッフェレストランの少ない名護市内で、忘新年会や親戚の集まりなどのハレの日に利用してもらう狙いがある。
9月に沖縄フルーツランド開業50周年を迎え、安里社長は「地元との関係性を深め、まちづくりを強化したい」と話した。(政経部・大川藍)
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