FRB（連邦準備制度理事会）が利下げを発表した直後、円相場は1ドル142円台から140円台へ、1円以上も円高が進みました。

SBI証券　鈴木英之投資調査部長
「その後は落ち着いていると思う。大幅利下げを織り込むトレードは、いったん出尽くしている可能性が大きく、再び139円をつけて円高が進むかというと、どうだろうなという感じ」

　本来なら利下げを好感するはずの株式市場も、利益確定売りに押され、ダウ平均は続落しました。

　一方で、日経平均先物は290円上昇しています。

　FRBは今後も、アメリカの「景気悪化」と「インフレ再燃」のはざまで、難しいバランスが求められます。

鈴木投資調査部長
「2025年は難路だと思う。大統領選挙もこれからありますので、インフレが落ち着いていくかは、なかなか難しい面もある」

（「グッド！モーニング」2024年9月19日放送分より）

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