新見市哲西町の生コンクリート製造・販売業「三栄コンクリート工業」が9月5日に岡山地方裁判所新見支部から破産手続きの開始決定を受けたことが民間の信用調査会社の調べで分かりました。
帝国データバンク岡山支店によりますと「三栄コンクリート工業」は、1973年設立の生コンクリートの製造・販売業者で新見市内をエリアとして、建設業者を対象に事業を展開していました。
コンクリート二次製品の販売も手がけ、2002年8月期には年間売上高約1億5600万円を計上していました。
しかし、その後は公共工事の減少などで生コン需要の減少が続き、縮小しながら会社の運営を続けてきました。厳しい資金繰りを余儀なくされるなか、営業環境は好転せず事業の継続を断念したということです。
負債は約5400万円とみられています。
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