アメリカのIT大手メタは、インスタグラムの10代の利用者を対象に一部機能を制限すると発表しました。

17日、アメリカのIT大手メタは運営するインスタグラムで、10代の利用者を保護するために新たに機能の制限を始めると発表しました。

メタによりますと、メッセージの送信は相互フォローしている利用者同士に限定し、使用から60分が経つと、アプリを終了するように通知が届いたり、夜間は通知が自動でミュートされたりします。

また、16歳未満の利用者がこれらの設定を解除するには、保護者の同意が必要になります。

また、保護者が希望すれば、特定の時間帯に使用できないようにしたり、誰とメッセージをやりとりしているかなどを把握できるようになります。

アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアで60日以内に導入され、EUでは年内に導入され、その後、来年以降に、日本を含む世界中で導入される予定です。

アメリカではSNSを原因とする子供の自殺が問題になっています。

2024年1月には、議会の公聴会で、対策の不備を責められたマーク・ザッカーバーグCEOが遺族に謝罪していました。

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