3連休最終日となる16日の「敬老の日」も含め、9月21日までの老人週間にあわせ、島根県立の8つ施設では高齢者の入館料を無料にしています。街に出て、健康づくりに役立ててもらう狙いです。

出雲市の「しまね花の郷」。老人週間に合わせて、高齢者を対象に入場料が無料になっています。朝から大勢の高齢者が訪れ、季節の花を楽しんでいました。

来園者:
県内の施設が8つくらい開放されるということで来ました。本当にきれいで(維持が)大変だっただろうなと思いました。

20年前の私と気持ちは変わらないけど、敬老の日を祝ってもらえるのね?という感じで、うーん微妙。まだまだ若い気持ちでいるんですけどね。

来園者
昭和9年生まれで、数えの91です。

65歳以上の高齢者を対象にした無料開放は、島根県内の8つの県立施設で実施されています。高齢者が外出するきっかけにして、健康に過ごせる寿命を伸ばしてもらう狙いです。

松江市の県立美術館では、入場料300円が無料となっています。

来館者:
滅多に来ないんですけど、今回の機会を活かして来させてもらったけどよかった。
いい作品を何点か、気に入った物を見つけました。

その県立美術館では、特大の美術作品の搬入作業が行われました。高さ3メートル、幅4.5メートル。9月20日から企画展が始まる、島根ゆかりの日本画家・落合朗風作の屏風です。

島根県立美術館・五味俊晶学芸員:
なかなか輸送も困難ということで、島根では初の展示となります。落合朗風の様々な側面を知ってもらえれば。

高齢者対象の県立施設無料開放は、9月21日まで行われています。

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