11日の外国為替市場で、円相場は一時1ドル=140円70銭台を付けました。去年12月以来の円高水準です。
きっかけは、日銀・中川順子審議委員の発言でした。
中川審議委員
「経済・物価の見通しが実現していくとすれば、金融(緩和)度合いを調整していく」
これが「今後の追加利上げに前向き」と受け止められました。
日本時間11日夜には、アメリカの8月の消費者物価指数が発表され、前年比2.5%上昇と、5カ月連続で伸びが縮小しました。
ただ、発表直後に1ドル=142円台まで円安が進むなど、荒い値動きが続いています。
(「グッド!モーニング」2024年9月12日放送分より)
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