SNSのやりとりで親近感を持った相手からうその投資話をもちかけられ、愛媛県西条市の男性が約1000万円の暗号資産をだまし取られました。警察が詐欺事件として捜査しています。
被害にあったのは西条市内に住む医療スタッフの30代男性です。警察によりますと男性は8月、海外の投資ファンドのマネージャーの女性を名乗る相手からSNSでメッセージが届き、やりとりを重ねるうちに親近感を抱くようになりました。そして、相手から暗号資産の投資話をもちかけられ、「このコインは1カ月でおよそ220から350%の利益が見込まれる」と説明を受けたということです。
男性は、指示に従い暗号資産を購入し、利益を確認したため相手をさらに信用して10回に渡って暗号資産を購入し、指定されたアドレスに送信するなどした結果、約1000万円相当をだまし取られました。
警察はSNSを使った詐欺事件として捜査していて、SNSを通じて知り合った相手からお金や投資の話が出たら、詐欺を疑うよう注意を呼びかけています。
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