東北電力のグループ会社の顧客情報を悪用し、女性に性的関係を迫るはがきを送ったとして脅迫の疑いで逮捕された男は、顧客情報を管理する部門の責任者だったことがわかった。

脅迫の疑いできょう(11日)送検されたのは、天童市鎌田の会社員・斎藤良弘容疑者(54)。
警察によると、斎藤容疑者は8月中旬ごろ、県内の20代の女性に性的関係を迫る内容を書いたはがきを郵送して脅した疑いがもたれている。
斎藤容疑者と被害者の女性に面識はなく、斎藤容疑者は勤務先の東北電力ネットワークの顧客情報を使って、女性にはがきを送っていたという。

「大変申し訳ございませんでした」

東北電力ネットワークによると、斎藤容疑者は顧客情報の管理業務を担当する管理職で、東北地方と新潟の全ての顧客情報を見ることができる立場だったという。
斎藤容疑者は容疑を認めていて、警察は今後、動機などを調べるとともに、余罪についての裏付けも進める方針。

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