東邦ガスが名古屋国税局から4年間で約200億円の申告漏れを指摘され、不服を申し立てました。

 東邦ガスによりますと、原料価格を安定させるための先物取引で生じた利益について、名古屋国税局から税法上は認められない会計処理をしていると指摘を受けたということです。

 名古屋国税局から、2022年3月期までの4年間でおよそ200億円の法人税などの申告漏れを指摘され、東邦ガスは過少申告加算税などを含め、約55億円の追徴課税を納付しました。

 東邦ガスは取材に対し「法人税などを支払う時期に関して見解の相違があり、国税不服審判所に不服申し立てをしています」などとコメントしています。

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