インバウンド対策の一環として、四国の観光振興団体と航空会社がイギリスの旅行会社のツアープランナーを招き、愛媛県今治市でのしまなみサイクリング体験など、四国での視察旅行に取り組んでいます。１０日も行われました。

視察旅行は、愛媛県も参画する四国ツーリズム創造機構と日本航空による観光タイアップ事業。東京などの都市部と比べて認知度が低い四国の魅力を、イギリスの人たちに体験してもらい、インバウンドの増加につなげるのことが狙いです。

視察旅行に参加したのは、富裕層の個人旅行を取り扱うイギリスの旅行会社ツアープランナー、日本航空のロンドン営業所のイギリス人スタッフのあわせて４人です。

一行は１０日、しまなみ海道の玄関口の施設から、しまなみサイクリングにスタート。約３０キロ・２時間半のコースを走り、橋の上からの眺望やのどかな島の道を体験しました。

ツアープランナーのスタッフ：
「（東京や京都などの）ゴールデンルートは移動手段や時間が限られます。ここなら自分のペースでゆっくり回ることできる。しまなみ海道の魅力ですね」

一行は９月１４日まで、寺での瞑想体験や精進料理を味わうなどアドベンチャートラベルを体験する予定。

主催者は「参加者にはホームページやＳＮＳで四国の魅力を発信して頂き、東京や京都などに加え、四国もツアー先に選んで欲しい」と期待を寄せています。

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