高齢者や障がい者らの雇用を進めるための国の助成金約１８０万円を、愛媛県四国中央市の清掃業者が不正に受給していたことが分かり、愛媛労働局から１０日に公表されました。
特定求職者雇用開発助成金を不正受給していたのは、四国中央市中之庄町にある「アップスタート」で、ビルや建物の清掃業を営んでいます。
愛媛労働局によりますと、「アップスタート」は２０１８年９月１日から２０２１年５月３１日までの間、雇用した対象者を巡り賃金などとは異なる会計処理をし、ウソの書類を作って国に申請。約１８３万３０００円を不正に受給したとしています。
支給は今年６月１４日に取り消され、一部が返還されているということです。
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