(ブルームバーグ):10日の東京株式相場は小反発の見込み。外国為替市場の円高一服を受けて業績懸念が和らぎ、電機や自動車など輸出関連、鉄鋼など素材株が堅調となる。米国の金融株高が追い風となり、銀行や保険も買われやすい。半面、相場のボラティリティーは国内外で依然として高く、投資家の様子見姿勢も強そうだ。
東洋証券の大塚竜太ストラテジスト
- 昨日の米国株に続き、きょうの日本株はテクニカルリバウンドでもう少し戻しても良さそう
- 日本の株価調整はかなり進展した
- 雇用統計は強弱入り交じった内容だったが、米景気はしっかりしており、ソフトランディング(軟着陸)は可能だ
- ただ、来週に日米で金融政策決定を控え、本格的なリバウンド局面に入るのはまだ先だろう
- 株価は当面神経質な展開で落ち着かないのではないか
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