週末6日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落した。アメリカの景気減速を懸念した売りが広がった。

朝方アメリカの8月の雇用統計が発表され、失業率は先月と比べて0.1ポイント下がった。しかし、非農業部門の就業者数の増加幅は、市場予測を下回る結果だった。FRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長が今月の会合で利下げを始めるとの期待感から買いが広がる場面もあったが、雇用への懸念が相場の重荷となった。

結局、ダウ平均は、前日比410ドル34セント安の4万0345ドル41セントで取引を終えた。

一方、ハイテク株主体のナスダック総合指数は反落し、436.83ポイント安の1万6690.83だった。

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