九州フィナンシャルグループは台湾の半導体製造大手TSMCの進出で、電子デバイス関連産業の集積に伴う県内の経済波及効果がおよそ11兆2000億円にのぼると発表しました。

九州フィナンシャルグループは去年8月TSMC進出などによる県内の経済波及効果を2022年から2031年の10年間でおよそ6兆9000億円とする試算を発表していました。

その後、最新情報をもとに半導体関連や投資企業数をおよそ170社と想定し、TSMC第2工場などの進出を含めて新たに算出。およそ11兆2000億円にのぼると発表しました。

九州フィナンシャルグループの笠原 慶久社長は「経済波及効果の実現にはサプライチェーンへの県内企業の参入が大事で、企業の投資や人材育成を支援していく」と
話しました。

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