和歌山県太地町ではイルカとクジラの追い込み漁が解禁されました。

太地町の漁港では5日午前5時、追い込み漁の船10隻が一斉に出港しました。

太地町では、およそ400年にわたり捕鯨が行われ、例年9月1日が解禁日ですが今年は台風10号の影響で4日遅い出だしとなりました。

5日は沖合でクジラの姿を確認できたものの、初水揚げには至りませんでした。

【太地いさな組合松本修一組合長】「ちょっと出遅れましたけど、ハナゴンドウにこだわらず、まずコビレゴンドウ、バンドウイルカをなんとかこの月に追いたいなと」

港の周辺では、例年解禁初日に反捕鯨団体が抗議活動を行っていますが、今年は、目立った混乱はありませんでした。

追い込み漁は、来年4月まで行われる予定です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。