今なお続くドーナツブームですが、コンビニ大手も、3日からドーナツ商戦に“再”挑戦です。
キーワードは「レジ横」「出来たて」そして「リベンジ」です。

■「“できたて”のおいしさにニーズ」 成功ノウハウをドーナツに

井上貴博キャスター:
ドーナツは、コンビニエンスストアのコーヒーと親和性が高いと言われています。

セブン-イレブンは9月3日、「お店で揚げたドーナツ」を販売開始しました。※一部地域除く

メイプルは140円、カスタード・チョコは160円としています。

店内調理は以前から実施しており、2021年6月から「お店で揚げたカレーパン」(160円)を販売しています。※一部地域除く

2023年には、7698万個超の販売を記録し、最も販売されている揚げたてカレーパンとして、ギネス世界記録®に認定されています。

この成功ノウハウをドーナツに利用しようということです。

セブン-イレブン担当者
「“できたて”のおいしさにニーズがあります」

ホラン千秋キャスター:
コンビニコーヒーをよく買うので、甘いいい香りがしていたら「買ってみようかな」となる可能性は高いです。

井上キャスター:
2017年に撤退した前回は専用の工場で揚げていましたが、今回は店内でできたてになります。しかも、基本的には砂糖を自分で調節でき、自分で作っている感覚も味わえるそうです。

ホランキャスター:
甘さ控えめがいい方は、自分で減らせますね。

■炊きたて・揚げたてで月の売上が約4割増も

井上キャスター:
他社もできたてにこだわっています。

ローソンは「新宿中村屋監修 カツカレー」(646円)を販売しています。まちかど厨房というものが約9300店舗にあり、炊きたてのご飯を使った弁当、揚げたてのカツサンドなどを販売しています。

2022年3月4月の売上は、約4割増(前年同期比)という実績があります。

ファミリーマートは「フィッシュフライ(タルタルソース入り)」(248円)を販売しています。ファミチキなどのチキン系が主力で、魚の揚げ物を開発したといいます。

ホットスナック全体が伸長傾向にあるそうです。

ミニストップは「手づくりおにぎり かしわめし」(194円)を販売しています。2010年に店内調理を開始し、2013年からはほぼ全店で販売しています。

また、オリジナルおにぎりも販売しており、変わり種として玉子焼き明太、郷土料理のかしわめし(九州)、期間限定でうなぎ(丑の日)などで、売り上げが前年比で130%増えているそうです。

ミニストップの担当者は「ハロハロなどで培った店内調理の技術を、主食のおにぎりに活かしています」と話しました。

井上キャスター:
できたての安心感とおいしさがあると思います。

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