岩手県内の地方銀行3行は企業への短期融資の金利の基準となる「短期プライムレート」や普通預金・定期預金の金利を9月2日から引き上げます。

岩手銀行・北日本銀行・東北銀行では、2日から「短期プライムレート」を従来の1.975%から2.125%に引き上げます。

短期プライムレートは優良企業向けに短期で貸し出す際に適用される金利で、住宅ローンの金利などにも影響します。

この引き上げは日銀が7月に追加利上げを決めたことを受けたもので、3行が実施するのは2007年3月以来17年半ぶりです。

またこの3行では2日から普通預金の金利を従来の0.02%から0.1%に引き上げたほか、定期預金の金利も期間が1年間の場合で従来の0.025%から0.125%に引き上げます。

こうした引き上げは全国各地で行われていて今後生活や経済への影響が注目されます。

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