損害保険最大手の東京海上日動火災は、代理店に出向していた社員らが競合他社の契約者の個人情報約6万1000件を自社に漏らしていたと発表しました。

 東京海上日動によりますと、情報を漏洩(ろうえい)していたのは保険代理店「ライフプラザパートナーズ」に出向していた社員と「ライフプラザパートナーズ」の元社員です。

 2018年11月から2022年12月にかけて、競合他社の契約者の個人情報合わせて約6万1000件を東京海上日動に漏らしていました。

 漏洩した情報には契約者の氏名、住所、電話番号のほか、保険の種類や保険料などが含まれていて、競合他社のシェアの確認などに使われていたということです。

 東京海上日動は今月15日にも別の代理店に出向していた社員が競合他社の契約情報約3万5000件を自社に漏洩していたと発表しています。

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