小松市のハウスメーカーが、原材料価格の高騰などから経営破たんしたことがわかりました。負債総額は1億7590万円と見られます。

東京商工リサーチによりますと、経営破たんしたのは、小松市河田町にあるセントラルハウスです。この会社は1999年7月設立のハウスメーカーで、耐震性の高さや地熱システム、全館空調などを標準装備とするなど高級仕様の住宅で実績を築き、近年は一定の売電収入が見込める大容量太陽光発電装置を搭載した「BIGソーラーの家」の販売に力を入れていました。

しかしコロナ禍以降、石川県内の新築住宅着工件数が減少傾向をたどり、さらに原材料価格の高騰なども影響し、2015年9月期には2億7500万円あまりあった売り上げが2023年9月期には4328万円と大きく落ち込みました。

過去の赤字の累積などもあり、8月20日、金沢地裁小松支部から破産開始決定を受けたということです。負債総額は1億7590万円とみられています。

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