アメリカ企業の重要な決算を前に様子見の一日となりました。
27日の日経平均株価は、午前は小幅な動きでしたが、午後になって上昇に転じ、終値は前の日より178円高い3万8288円で取引を終えました。
三井住友DSアセットマネジメント
市川雅浩氏
「エヌビディアの決算発表を控え、きのうは全体的に投資家の様子見姿勢の強い1日となりました」
市場が今注目しているのは、日本時間29日早朝に発表されるアメリカ半導体大手エヌビディアの決算発表です。
今年、日本株の上昇を牽引(けんいん)してきた半導体関連株にも大きな影響を与えると予想されています。
市川氏
「かなり事前のハードルが上がっている状態ですので、好決算でも想定通りの結果であれば短期的にエヌビディアの株価が利益確定売りに押されるという可能性も考えられます。市場の期待を上回る好業績を示すことができるか、先行きのAI半導体の強い需要が確認されるかが焦点になりそうです」
(「グッド!モーニング」2024年8月28日放送分より)
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