今や小学生がメイクをするのはあたりまえ?低年齢化するメイク市場を取材しました。
小中学生の半数「普段メイクしている」 最多は5~6年生から
良原安美キャスター:
最近のお子さんは、かなり本格的なメイクを楽しんでいるようです。
ニフティキッズが小中学生2219人にメイク事情を聞いたところ、そのうち53%が「普段メイクしている」と答えました。
【いつからメイク始めた?】
・小学校入学前 7%
・1~2年 7%
・3~4年 27%
・5~6年 38%
小学校入学前からメイクしている子もいて、一番多かったのは5~6年生から始めたという形でした。
ホランさんのメイクデビューは何歳ですか。
ホラン千秋キャスター:
仕事以外でプライベートだったら、おそらく社会人になってからです。
コスメなど好きだったんですが、朝そのために早起きするのが苦手だったので、だったら寝ていたかったです。5~6年生からのメイクは、びっくりしました。
良原キャスター:
私も一番最初にメイクしたのはおそらく高校生くらいです。眉毛など、フルでメイクしたのは大学生に入ってからだと思います。
ホランキャスター:
(今の小学生は)アイラインをひくときもすごい綺麗にひくそうで、お手の物ですね。
“大人と同じトレンド” 付録に本格コスメ
良原キャスター:
メイク道具が身近にあるそうなんです。
小中学生向けファッション誌「Cuugal」(890円)ですが、付録に本格コスメがついています。
※対象年齢:6歳以上
今月号は、6色のアイシャドウのパレットがついています。ラメ感がキラキラあって、しっかりしたものになっています。
過去には、メイクブラシセットやリップグロスが付録にあったそうです。これを使うと、韓国アイドルやユーチューバーに近づけるなど、大人と同じトレンドを取り入れているそうです。
他にも、子ども向けのメイク用品がいろいろ出ています。
「メイクをしたい」という子どもの気持ちと、「肌ダメージを抑えてほしい」という親の気持ち、両方を叶えたものがあるそうです。
化粧雑貨などを70年以上作ってきたメーカーが開発したキッズコスメです。
「プチレシピ ブレスレット型リップ&チーク」(粧美堂) 990円
※対象:6歳以上
アクセサリーとしても楽しめるリップ&チークですが、着色料を減らして水性原料を使っているので、石けんで簡単に落とせます。
「プチレシピ はがせるマニキュア」(粧美堂) 880円
※対象:6歳以上
マニキュアに関しては、しっかりと発色しますが、お湯ではがせます。
「ピーチアンドUVパクト」3200円
※対象:生後6か月以上
ファンデーションのようなものにも見えますが、日焼け止めなんです。
トーンアップ効果もありながら紫外線を肌から守れるため、楽しく優しくベースメイクができるというものです。クッションファンデみたいですね。
ホランキャスター:
親がやっていることを真似したい子もいると思うので、日焼け止めは子どもも必要ですからね。すごくいいんじゃないですか。
元競泳日本代表 松田丈志さん:
僕の子どもは、小学校1年生の女の子ですが、母親がメイクするのを見ていて、真似したい気持ちを持っているみたいです。
今、ダンスやっていて、発表会のときにメイクをすることがわかっているので、それをすごい楽しみにしているみたいで、やはり憧れみたいなものがあると思います。
ホランキャスター:
男性のメイクも増えていますよね。
親子シェアに注意 「子どもの肌には刺激になってしまう可能性」
良原キャスター:
子どものメイクについて、注意点があるそうです。
銀座ケイスキンクリニックの慶田明子院長は「12歳くらいまでは皮膚も薄く、バリア機能が弱いので、肌トラブルを起こしやすい」と話します。メイクをする前は、皮膚を守るため、日焼け止めなどを下地にしてください。
さらに親子シェアに注意してください。高機能スキンケア商品は有効成分が多く、子どもの肌には刺激になってしまう可能性があるということです。
井上貴博キャスター:
メーカー側がちゃんと作っていくことが求められると思いますが、日焼け止めが昔嫌いだったので、それを好きになれるのはいいかもしれないですね。
元競泳日本代表 松田丈志さん:
実際、肌のためになるのであれば、うまく使っていく必要はあると思います。
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