小林製薬の「紅麹サプリ」で健康被害が相次いでいる問題で、大阪市は27日、大阪工場への3度目の立ち入り調査を行っています。

【記者リポート】「午前10時前です。小林製薬の大阪工場に、大阪市の職員が入りました」

小林製薬の大阪工場では、去年12月まで、健康被害が相次いでいる「紅麹サプリ」の原料を製造していました。

大阪市は27日、原料の汚染経路を調べるため、大阪工場への3度目の立ち入り調査を行っています。

これまでの調査では、原料の培養タンクなどから「青カビ」が見つかっていて、厚生労働省は青カビが生成する「プベルル酸」が健康被害につながった可能性を示唆しています。

大阪市は原料の製造記録などを確認する予定で、来年の3月ごろに調査結果を取りまとめるとしています。

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