帝国データバンクは26日、東京都での「猛暑が家計支出に与える影響調査(2024年)」を発表した。

調査結果は、7月と8月の2ヶ月間に、今年の猛暑が東京都内の世帯の消費支出額にどのくらい影響があったのか試算したもの。

試算によると、平均最高気温が平年通りだった場合と比較して、東京の家計支出全体は約390億6300万円増加し、1世帯あたりでは月平均で3122円の支出増となった。

項目ごとで見ると、エアコンなどを含む「家事・家具用品」の支出総額が約83億6700万円増だった。

また、「食料」では、「飲料」が約61億4800万円増加、アイスクリーム・シャーベットなどを含む「菓子類」が約45億7100万円の増加となった。

一方、米やパンなど主食となる「穀類」は約12億2500万円の減少となったほか、「魚介類」は約43億2700万円と大幅に低下した。

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