茨城県にある東海第二原発の再稼働に必要な安全対策工事について、完了時期を約2年延期します。

東海第二原発を巡っては、津波対策のために建設が進められていた防潮堤の基礎部分に施工不良が見つかっていました。

こうした中、事業者の日本原子力発電は23日、再稼働に必要な追加の安全対策工事について、9月を目指していた完了時期を、2026年の12月に延期すると発表しました。

原子力規制委員会は来週にも、この追加工事によって安全性を確保できるか審査することにしています。

日本原電は「安全第一で進め、地域の皆さまのご理解を得られるよう説明を尽くしてまいります」とコメントしています。

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