物流現場で課題となっている、ドライバーが荷物を待つ荷待ちの時間を短縮させ、倉庫での業務効率を1.4倍アップさせる新たなサービスが始まります。

 KDDIが22日に発表したのは、ロボットの稼働状況などのデータを分析して倉庫での出荷準備にかかる時間を正確に把握したり、作業員の最適なシフトを自動で算出するサービスです。

 多くの物流倉庫では、出荷準備を完了するまでの時間の把握などを作業員の経験を頼りに計算しています。

 このため、作業の遅れや実際にかかる時間とのずれでドライバーの待機時間が平均1時間半ほど発生しているのが現状です。

 KDDIは、このサービスを導入すると出荷にかかる効率を1.4倍アップできるとしていて、荷待ち時間の短縮などで物流の2024年問題の解決につなげたいとしています。

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