(ブルームバーグ):米企業の来年の売上高予想は高過ぎると、ゴールドマン・サックス・グループのストラテジストは指摘した。景気減速やドル安の見通しを踏まえて論じた。
デービッド・コスティン氏率いるチームは、S&P500種株価指数構成企業の2025年売上高について4%増加すると予想。今年は6%増を見込んでいる。
一方、ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)がまとめたデータによれば、アナリストらは25年の売上高について5.8%増と予想している。
アナリスト予想の中央値は「売上高の伸び急加速を見込んでおり、やや楽観的過ぎるようだ」とコスティン氏は16日付のリポートに記した。
BIがまとめたデータによると、S&P500種構成企業の四半期利益は2021年以来の大幅増となる勢い。半面、4-6月期(第2四半期)に売上高が予想を上回った企業の割合は2019年以来の最小となり、利益率の強さを巡り懸念が高まっている。
コスティン氏は、利益率は来年も拡大するが、アナリストが期待しているほど拡大する可能性は低いとみている。
原題:Goldman’s Kostin Says US Sales Forecasts for 2025 Are Too High(抜粋)
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