お盆休みが明けた19日も午前中から気温が上昇。各地で猛烈な暑さとなりました。
東京都心の最高気温は34.5度。街を歩く多くの人が日傘などで強い日差しをしのいでいました。
横浜市では最高気温35.2度を観測。神奈川県内では、この他、小田原市や海老名市も猛暑日となりました。
さらに福岡市では36.3度まで気温が上昇。久留米市でも最高気温35.3度と各地で危険な暑さとなりました。
福岡市では「一日でも早く暑さが遠のいてくれればと思う」といった声が聞かれました。
こうした中、2023年の猛暑の影響などから品不足となっているのが米です。
SNSでは、千葉・東金市のドラッグストアで米がほぼ品切れとなっている状況を報告する人。
また、埼玉・和光市のスーパーで、以前は米売り場だった場所に大量のサバ缶が陳列されている様子を報告する人もいました。
米不足の理由は、2023年の猛暑による不作の影響や訪日外国人の急増によって米の需要が拡大していることなどです。
横浜市保土ヶ谷区にあるスーパーでは、無事、米を買えた女性がひと安心していました。
女性は「もしかしたらあるかなと思ったら、あるじゃん!と思って。(Q.自宅に米がない?)もう本当にないです、ちょっとしか。だから、きょうどうしようと思ってた」と話しました。
この女性は普段、ネットで米を注文しているそうですが、最近は品切れ続きだといいます。
「ウーバーイーツのスーパーもAmazonも全部売り切れ。売ってませんね基本」というのです。
このスーパーでは、仕入れ方法を工夫するなどして米の品切れがないよう努めているといいます。
株式会社セルシオジャパン 食品バイヤー ・久保田浩二さん:
元々は扱っていなかった商品を仕入れ、手を替え品を替えじゃないですけど、極力売り場に豊富な種類と価格の商品が並ぶように努力を毎回毎回している状況。
米不足を受け、米の価格そのものも以前より上がっているため、他の食材への切り替えも進みつつあります。
「パスタ・ラーメン・うどん、あとビーフンとか麺類で補うしかない」と話す人もいました。
“令和の米騒動”とも称される、この米不足。一体、いつまで続くのでしょうか。
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