新千歳空港の国内線の待合室内の店舗がハサミを一時紛失したトラブルで、ハサミは使用後に金庫に入れる決まりだったことが分かりました。

 新千歳空港では17日午前、国内線の保安検査場の先の待合室内の店舗がハサミを紛失し、安全のため乗客の保安検査をやり直すなどした影響でUターンラッシュの空港が大混乱となりました。

 北海道エアポートによりますと、18日この店舗の従業員が店舗内でハサミを見つけました。

 紛失した経緯や原因は調査中で見つかった状況も保安上明らかにできないということですが、この店舗ではハサミは使用後に金庫に入れる決まりだったということです。

 北海道エアポートでは当時どのように管理していたか確認中です。

 Uターンラッシュを直撃したこのトラブルでは36便が欠航、201便の発着に遅れが出ておよそ30人が空港で一夜を明かすなど大きな影響が出ました。

 北海道エアポートは「管理意識の徹底をいま一度図っていく」とコメントしています。

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