(ブルームバーグ):英小売売上高は7月に回復した。夏場のセールやサッカーの欧州選手権(ユーロ)がデパートやスポーツ用品店での消費を促した。
英政府統計局(ONS)の16日発表によれば、店舗・オンラインでの小売売上高(数量ベース)は7月に前月比0.5%増。前月は0.9%減と、発表時の1.2%減から改定された。エコノミスト予想では7月は0.6%増が見込まれていた。
統計結果は7ー9月(第3四半期)の好調な滑り出しを示唆しているほか、生活費の高騰が最悪期を脱したことを表している可能性もある。インフレ率はイングランド銀行(英中央銀行)の目標値である2%に近く、企業の雇用も好調だ。
キャピタル・エコノミクスのアレックス・カー氏は「インフレ鈍化に伴う実質的な所得増は、年内の消費者支出の伸び加速を意味するだろう」と述べた。
原題:UK Retail Sales Bounce Back After Discounts Drive Spending (2)
(抜粋)
--取材協力:Aline Oyamada、Anchalee Worrachate.
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