お盆をふるさとで過ごした人たちのUターンラッシュが始まりました。

JR鹿児島中央駅では鹿児島で楽しい思い出をつくったという人たちであふれていた一方、台風7号の影響を受けたという利用客の姿もみられました。

16日午前のJR鹿児島中央駅です。

九州新幹線の改札口ではキャリーバッグやお土産を抱えた多くの人たちが、続々と鹿児島を後にします。

中には家族との別れを惜しみ、改札から見えなくなるまで手を振り続ける人や…

目に涙を浮かべる子どもの姿も…

帰省を終え、鹿児島を出発する人たちにこの夏、鹿児島での一番の思い出を聞きました。

京都から帰省
Q鹿児島での1番の思い出は?
子ども「(白水館の)プール」
お父さん「ちょうど両親が還暦だったので還暦祝いで指宿の白水館に泊まりに行きました」
おじいちゃん「良い親孝行をしてもらったと思います」
おばあちゃん「すごい嬉しくてみんなで楽しく過ごせて本当幸せな時間を感謝しています」

福岡から帰省
Q鹿児島での1番の思い出は?
「指宿に行って(ポケモンの)マンホールを探して温泉行った。楽しかった。冬休みか春休みにまた来たい」

一方、利用客の中には関東に接近している台風7号の影響で、急きょ予定を変更したという人もいました。

トルコから帰省
「予定変更もありました。東京に行けなくて残念」

岐阜から帰省
「新大阪から名古屋の区間が運休になってしまったので予定の指定席の新幹線がなくなってしまったのでもしかしたら立ちっぱなしになるのかなと思っているので」

JR九州によりますと、九州新幹線の上りの指定席の予約は16日が特に多くなっていて、自由席の乗車率も博多駅到着時点で最大で119%だったということです。

一方、空の便も台風7号の影響を大きく受けています。

鹿児島空港では16日、午前中の一部の便を除いて東京を発着するほとんどの便が欠航に。

欠航は前日までにあらかじめ決まっていたこともあって、窓口での混乱はありませんでしたが、時折、便の変更に訪れる客の姿がみられました。

しかし、17日以降の東京便は21日ごろまで満席の状態と説明を受けて鉄道などほかの交通機関に切り替えるか、頭を悩ませているようでした。

航空会社によりますと、空の便のUターンラッシュは17日がピークとみられていますが、17日もすでに鹿児島と東京を結ぶ午前中の4便の欠航がすでに決まっています。

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