土産物を販売する福島県観光物産館は、8月14日までのお盆期間中で過去最高の売上げを記録したという。秘密は…品揃えを工夫したところにあるようだ。
2024年のお盆休みは、最大で9日間。期間が長いことから、目立つ場所に置く商品を前半・中盤・後半で変えたという。
前半は、福島県内に住む人が土産物として持っていく菓子などの「定番商品」を。期間の中盤は、オードブルやケーキなど集まった家族が贅沢気分を味わえる品揃えにしたという。
お盆の後半にあたる8月15日から仕入れを増やしたのが、福島が誇るフルーツと加工品。Uターンする帰省客が「福島の土産」として配ることを想定している。
こうした工夫で、お盆の期間中に一番人気となったのは、新商品のモモを使った菓子だったという。
2023年は品切れがあったことから、2024年は商品全体の仕入れを2割増やし、売上げも好調だという。福島県観光物産館の櫻田武館長は「前半は過去最高の売り上げも記録しましたし、来館者数もすごかった。お客様にがっかりさせないように、品揃えはしていきたい」と話す。
たくさんの人が、福島の特産品を楽しむお盆となっている。
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