大阪市内の一部で起きた大規模な停電について、関西電力送配電は「地中の送電線に不具合が生じたことが起因したとみられる」と明らかにしました。
■大阪市など24万5000軒が停電 解消まで最大3時間半以上
15日未明、大阪市などのおよそ24万5000軒で停電が発生し、解消までに最大でおよそ3時間半以上を要しました。
■地中の送電線で不具合 異常な電圧電流が流れたか
関西電力送配電によると、市内にある地中の送電線で不具合が発生して異常な電圧電流が流れたとみられるということです。
不具合の原因はわかりませんが、雷などの自然災害ではないとみられます。
■異常のない送電線の送電を止めてしまった可能性
それに加え、送電線の異常を検知し、送電を止める変電所の装置が何らかの理由で異常のない送電線の送電まで止めてしまったことで、停電が発生したということです。
ただ、地下の送電線がある場所は酸素濃度が薄いなど従業員の安全確保が必要なため、関西電力送配電は詳細な調査は16日以降になるとしています。
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