熊本市の調味料メーカーが製造販売する透明なしょうゆを使った料理の試食会がありました。

この『透明醤油』は輸出されていて、年々売上本数を伸ばすなど、新しい調味料として広がりをみせています。見た目にも涼やかな透明な料理の数々。

これは1869年からしょうゆや味噌の製造販売を手掛ける熊本市のフンドーダイが、自社の製品『透明醤油』の使い方を提案したいと開いた試食会です。

私たちが知るしょうゆは一般的に黒色ですが、これは独自の技術により、透明化を実現させました。(透明醤油540円)

こちらはトマトのカプレーゼ。透明な部分はピューレ状にしたトマトを長時間かけて濾したものを固めたもの。ドレッシングに『透明醤油』が使われていて、素材の色を損なわないのが特長です。

【浜田 友里子アナウンサー】
「香りも飲み込んだ時の旨味もトマトそのものの味。おしょうゆがかかっているから旨味もあり、おいしい」

『透明醤油』を使った料理の作り方は、ホームページで公開されています。この『透明醤油』は25カ国へと輸出されていて、昨年度の海外での売上本数は、前年度の約2倍にまで伸びているということです。

和食だけでなく、西洋料理にも使われるなど、調味料として広がりを見せています。

【フンドーダイ 山村 脩 社長】
「少子高齢化でこれから日本以外での地域で売り上げを伸ばしていくことはマストな話。今後も取り組みを広げていきたい」

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