江崎グリコが中間決算を発表し、最終的な利益はシステム障害の影響で、去年の半分以下となりました。

江崎グリコのことし6月までの半年間の決算は、売り上げ高が1540億2400万円と前の年とほぼ同じ水準でした。

一方、システム障害の影響で「プッチンプリン」や「カフェオーレ」をはじめ、多くの冷蔵商品が出荷停止となり、これらを廃棄したことで、56億7300万円の特別損失を計上しました。

その結果、最終的な利益である純利益は、前の年の半分以下となる36億6700万円でした。

【江崎グリコ 高橋真一・常務執行役員】「商品を待ち望んでいるお客様に、商品を供給できなかったことに関しては、一番重く受け止めている。こんなことは二度と起こしてはいけない」

そのうえで、「現在は、商品の出荷再開に注力しており、原因や責任の所在、再発防止策といった総括は今後行いたい」と話しました。

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