「山の日」の祝日の11日、長野県の中央アルプスの「千畳敷カール」は大勢の登山者や観光客で賑わいました。
駒ヶ岳ロープウェイを利用すれば所要7分余りで着ける標高2640メートルの別天地。11日の最高気温は18度程度と下界の猛暑とは無縁です。
訪れた人:
「良い写真が撮れました」
「自宅からほんの1時間でここへ。地元ですが自慢の山です」
8日に南海トラフ地震の臨時情報「巨大地震注意」が出されたのを受けて対策を取ったという人も。
「旅行用に非常用の水だけはたくさん持ってきてます。あとは楽しもうと」
千畳敷周辺を含む長野県中南部の34市町村は南海トラフ地震で震度6弱以上が予想される「地震防災対策推進地域」に指定されています。
千畳敷で唯一の宿泊施設である「ホテル千畳敷」も避難誘導の手順などについてあらためて確認するなど、緊張感を持って連休を迎えました。
ホテル千畳敷の支配人:
「普段から地下水が60トンとおにぎり1000個分の米はホテルに蓄えています。登山者の方などが避難される場所なので、日頃からしていることを確認して備えることが重要だと思っています」
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