北海道新幹線の札幌延伸の時期をめぐり、建設主体の鉄道・運輸機構などが2030年度末の予定を正式に断念することが分かりました。

 現在、新函館北斗・札幌間を建設中の北海道新幹線は、札幌延伸の時期を2030年度末としていましたが、31年度以降に延期される見通しです。

 関係者によりますと、建設主体の鉄道・運輸機構などが来週にも発表する方向で調整しています。

 新たな延伸時期の目標は示されないとみられます。

 札幌延伸をめぐっては、後志地方の倶知安町・ニセコ町間の羊蹄トンネルの工事が巨大な岩などの影響で難航し、4年遅れるなどしていました。

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