外食産業の主要100社のうち、今年中に値上げすると発表した企業は3割程度にとどまることが分かりました。

 帝国データバンクによりますと、主な外食100社のうち今年値上げを実施、または予定する企業は26社となりました。

 比較的単価の低いチェーン店や高額なコース料理店の一部にも広がったものの、全体の3割弱にとどまり、過去2年間より鈍化傾向がみられるということです。

 値上げの要因は「原材料費」の上昇が最も多く、人材確保のための賃金アップも目立ちました。

 ただ今後は、中東情勢などの影響でエネルギー価格の上昇が見込まれるほか、価格改定による来店客数への影響も限定的だとして、値上げの動きは続くと分析しています。

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