顧客からの理不尽な要求や暴力といったカスタマーハラスメントに対し、コンビニ大手「ローソン」が基本方針をまとめ、公表しました。

 「カスハラ」の基本方針を公表するのは、コンビニ大手3社ではローソンが初めてです。

 基本方針では、カスハラ行為として内容が妥当性を欠く要求や、暴行・暴言、商品の破壊、大量の問い合わせなどを挙げています。

 こうした行為に対し、場合によっては警察や弁護士に相談したり、今後の入店や取引を断ったりするとしています。

 ローソンは6月、対策の一環として従業員の名札に本名以外を表記できるようルールを見直しました。

 カスハラを巡っては、百貨店の高島屋が先月、方針を公表するなど小売り各社が対策を進めています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。