帝国データバンクによると、鳥取県日野町にある高橋建設が、約5600万円の負債を抱え、7月12日までに事業を停止し、今後鳥取地裁米子支部に破産手続き開始の申し立てを行う予定であることが分かりました。

高橋建設は、1952年に設立された土木工事業者で、日野町など地元の官公庁から国道や県道の維持、修繕、河川改修、堰堤などの工事を手がけ、1999年には年の売上高約3億1500万円を計上していました。
しかし公共工事の予算削減により発注量が減少傾向となり、2023年5月期の年売上高が約6200万円まで落ち込み、債務超過に陥っていました。後継者がいないこともあり、先行きの見通しが立たないことから事業の継続を断念し、7月12日までに事業を停止。今後鳥取地裁米子支部に破産手続き開始の申し立てを行う予定だとしています。
負債額は、2023年5月期末の時点で約5600万円ですが、その後変動している可能性があるとしています。

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