東海道新幹線で起きた保守用車両同士の事故を受け、JR東海の社長が「管理体制が不十分だった」と謝罪しました。

 7月22日、東海道新幹線では線路などを点検する保守用車両同士が衝突し脱線。作業員4人がけがをし、新大阪と東京を結ぶ「のぞみ」が終日運転を見合わせたほか、328本が運休となり、約25万人に影響が出ました。

 JR東海は事故の原因について、作業前の点検で保守用車両のブレーキ力を確認する方法が誤っていたと発表。誤りは10年以上前からだったということです。

 (JR東海 丹羽俊介社長)「管理体制が不十分だった。深くお詫び申し上げます」

 また、乗客に対する運行計画の情報発信についても大きくずれ込むなど課題があったとしています。

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