NPO法人東村観光推進協議会(渡久山真一理事長)は8日、沖縄県東村川田に村内の自然体験を楽しむ拠点施設「ヤンバルエクスペリエンス ホテル ヌンガニク」をオープンした。

 宿泊用6棟に20室。ダブルベッド二つの部屋が4室、一つの部屋が16室。いずれもシャワー、トイレ、エアコンを備える。

 部屋の特徴は、アウトドアリビングとなるウッドデッキ。パーテーションは可動式で隣の部屋と屋外スペースを共有できる。火気厳禁でテント設営は可能。夜は平良湾のさざ波を聞きながら満天の星空を眺めることができる。

 日帰り観光から滞在型観光への転換を狙い、村内で五つの自然体験ができる「世界自然エリア」と、マングローブの川でカヌー体験できる「亜熱帯エリア」の中心に、宿泊拠点として配置した。自然体験付き宿泊プランも企画。同協議会の河合宏樹理事は「東村を自然体験のメッカにしたい」と期待した。

(北部報道部・比嘉海人)

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