万博に来場する子どもたちを運ぶ手段は、「子ども専用列車」か、それとも「子ども優先列車」か。複数の案がきょうの検討会で話し合われています。

大阪・関西万博には、各地の小中学校などから、バスや地下鉄(大阪メトロ)を使って、会場の夢洲まで児童らを集団で運ぶ必要があります。

7日の「日帰り教育旅行の輸送に関する検討会」では大阪メトロ中央線で子どもたちを運ぶ複数案などが示されました。

【子ども専用列車】
大阪メトロ「森ノ宮駅」に専用ホームを設け、回送列車に最大800人を乗せたうえで、東大阪の長田駅まで逆方向に進んで折り返し、その後は会場の夢洲まで全駅を通過して直通運転するプランです。

【子ども優先列車】
大阪メトロ「森ノ宮駅」に専用ホームを設け、回送列車に最大800人を乗せたうえで、東大阪の長田駅まで逆方向に進んで折り返し、その後は全駅に停車しつつ、「優先列車のため一般乗車を控えるよう案内する」プランです。

いずれも午前9時半から10時40分ごろを想定しているということです。検討会では、これらのオペレーションの違いや、森ノ宮駅までの輸送手段などが話し合われています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。