歴史的な大暴落から一夜明け、日経平均株価は6日、取引時間中としては過去最大の上げ幅を記録しています。

東証アローズから、フジテレビ経済部・高橋怜央奈記者が中継でお伝えします。

5日、過去最大の下落幅となった日経平均株価ですが、6日は一転して、取引開始直後から全面高の展開となっています。

平均株価は、わずか1カ月ほどで1万円以上値を下げました。

5日までの2営業日では、6600円以上値を急速に下げた反動から、6日は上げ幅が一時3400円を超え、取引時間中としては過去最大となりました。

円安が進んだことや、アメリカの経済指標が市場予想を上回ったことも相場を押し上げました。

都内の証券会社には問い合わせが相次ぎました。

投資している人(20代)は「(昨日は)投資やめようかなと思った。長期的なものだと思うので、そんなに焦らずという感じ」と話しました。

市場関係者からは「アメリカの経済指標に一喜一憂し、翻弄される動きが続きそう」との指摘も出ています。

6日の東京株式市場の日経平均株価、午前の終値は、5日に比べ、2957円90銭高い、3万4416円32銭、TOPIX(東証株価指数)は、2434.21でした。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。